65歳以上のあなた。あなたは失業保険をもらえるのでしょうか。
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現職で仕事をして来た65歳以上のあなた。
あなたが退職した時、失業保険はもらえるでしょうか。
わたしも現職で現在働いています。
来年退職を考えていますが、失業保険はもらえるかどうか色々疑問があったので調べてみました。今回のお題は、「必ずもらおう、高齢者の失業給付」についてです。
まず、65歳以上で退職した人には「失業保険」はありません。
その代わり「高年齢求職者給付金」が受け取れます。
それでは、ここから「高年齢求職者給付金」をもらう方法を説明致します。
退職後の軍資金にしましょう。それでは、参りましょう
「失業保険」は無し。代わりに「高年齢求職者給付金」がもらえます。
次の図をご覧ください。
この図は、65歳以上の高齢者が退職した時にもらえる高年齢求職者給付金のザックリしたイメージを表しています。
具体的にいくらもらえるのでしょう。
退職前、6か月間で支払われた賃金総額を180日で割り、
それに0.8を掛けて基本手当日額を出し、
基本手当日額に、雇用保険の被保険者期間が1年以上の方は、50日を掛けた金額、
〃 1年未満の方は、30日を掛けた金額
これが、受給できる金額になります。
また、退職前、6か月間で支払われた賃金総額の6か月とは、
- 雇用保険被保険者期間が1年以上の場合、11日以上働いて賃金をうけとった月
- 雇用保険被保険者期間が未満の場合、賃金の対象となった労働時間が80時間以上の月
を、ひと月として計算したものです。
少しややこしいですね。要するに180日で割る為、極端に賃金の少ない月などを除き、通常月の賃金の総額を求めましょうということですね。
又、さらにややこしいですが、この賃金には賞与は含めません。
又、退職時の就業状況は、フルタイムでの就業に限定されません。次の条件を満たせばパート、アルバイトといった就業でもOKです。
- 1週間の労働時間が20時間以上。
- 雇用期間が31日以上。
その為の資格は。
- 失業状態にあること。
- 退職日の前1年間で被保険者であった期間が6か月以上あること。
失業状態にあるとは、万全の体調で仕事探しをしているが就職できないでいることであり、病気で働けないなどの状態だと失業状態とは認められません。ここは要注意ですね。
失業状態を証明するにはハローワークで証明を行う必要があり、「失業認定申告書」を出せば大丈夫です。
高年齢求職者給付金、その手続きは。
次の書類を用意します。
- 離職票1と2
- マイナンバーカードもしくは身分証明書、個人番号が確認できる書類
マイナンバーカードを作っていない方は、通知カードなどマイナンバーが記載されている書類でも代用可能 - 写真
〇最近撮ったもの。〇上半身を正面から写したもの。〇縦3.0㎝・横2.5㎝の大きさ - 印鑑
- 預金通帳
離職票1と2は退職した会社からあなた宛てに届きます。
必要な書類が揃ったらハローワークに行きましょう。そしてハローワークの指示に従って手続きを行います。手続き終了後、通常7日間の待期期間を経て給付金がもらえます。
高年齢求職者給付金のお得なところと、やってはいけないこと、注意すること。
給付金をもらうためには無職で求職中であることが条件ですが、なんと次の条件を満たせば仕事をしながらもらうことが出来ます。
- 待期期間を終えていること。
- 1週の労働時間が20時間未満であること。
- 雇用契約の期間が31日未満であること。
要するに、待期期間が終わっていれば、短期のアルバイト程度では職に就いているとは言えないということですね。これは給付金受給でお得な裏技といえます。
いずれにしても、出来るだけ早く手続きをすませましょう。
まとめ
給付金の計算などでまだまだ細かい規定がありますが、ここでは全体像を知っていただくためにザックリ説明しております。
高年齢求職者給付金を受けるのは、高齢者で努力して仕事をされてきたあなたの当然の権利です。もらいそこねないように注意しましょう。
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