- なぜか上手に撮れない…スマホ撮影に悩む60代以上のあなたへ
- このブログでわかること(疑問・解決リスト)
- この「5つの基本」でペット写真は劇的に可愛くなります!
- なぜ? カメラの難しい操作ではなく「ペット目線」の工夫が大切だからです
- 5つの基本テクニック:今日から変わる!可愛いペット写真の撮り方
- 【60代以上向け】次のステップへ!さらにワンランクアップする応用テクニック
- まとめ:あなたの愛が写り込んだ「世界で一枚の写真」を
- Q&Aコーナー:高齢者・初心者からの「スマホ撮影」よくある疑問
なぜか上手に撮れない…スマホ撮影に悩む60代以上のあなたへ


「うちの子、なんでこんなに可愛いのにもっと上手に撮れないのかしら?」
そう感じて、スマホのカメラを開くたびにため息をついていませんか?
操作が難しそう、ブレてしまう、可愛い瞬間はいつも逃してしまう…。写真が苦手なシニア世代にとって、愛するペットの最高の表情を記録するのは、少しハードルが高いかもしれませんね。
でも、どうぞ安心してください。難しい専門用語や、複雑な設定は一切不要です!

このブログでは、スマホのカメラに不慣れな方でも、今日からすぐに実践できる「たった5つの簡単テクニック」を、優しく丁寧にご紹介します。この5つの基本さえ実践すれば、あなたのペット写真のレベルは格段に上がります。
ペットについてのお役立ち情報は、以下の記事でも発信しています。



このブログでわかること(疑問・解決リスト)

- なぜ私のスマホで撮るペット写真は可愛く写らないのか?
- 60代以上でも覚えられる、簡単なスマホカメラの「準備のコツ」とは?
- 犬や猫の可愛い表情を逃さずに撮る具体的なコツは?
- 動きの速いペットの写真をブレずに撮る秘密のテクニックは?
- 写真を撮った後、顔を明るくしたり、背景を整理したりする簡単な編集のコツは?
この「5つの基本」でペット写真は劇的に可愛くなります!


まず結論からお伝えします。スマホでのペット撮影は、複雑な操作よりも「この5つの基本テクニック」を実践することが全てです。
高価なカメラでなくても、今お持ちのスマートフォン(iPhoneでもAndroidでも大丈夫です)だけで、雑誌に出てくるような生き生きとした可愛い写真が撮れるようになります。
このブログで紹介する5つの基本テクニックを実践するだけで、あなたの愛するペットの個性あふれる瞬間を、最高の形で記録できるでしょう。応用テクニックはありますが、まずはこの5つだけを集中して試すことが大切になります。
なぜ? カメラの難しい操作ではなく「ペット目線」の工夫が大切だからです

なぜ、操作ではなく工夫が大切なのでしょうか?
スマホカメラは非常に高性能ですが、カメラのレンズは常に大人の目線(高い位置)にあります。そのため、私たちが立ったままシャッターを切ると、ペットはいつも「上から見下ろされている」写真になってしまいます。
ペットの魅力は、目線の高さや、日常のさりげない仕草に隠れています。
このブログでは、カメラの設定をいじるのではなく、撮影する場所や姿勢、タイミングといった、誰でもすぐに取り入れられる工夫に焦点を当てて解説します。これが、シニア層の方でも楽しく、可愛いペット写真を撮り続ける秘訣です。
5つの基本テクニック:今日から変わる!可愛いペット写真の撮り方

1. 【姿勢のコツ】愛犬・愛猫の目線まで「しゃがむ」たった一つのアクション
ペットと同じ高さまでしゃがむだけで、写真は劇的に親密で生き生きとしたものに変わります。
1-1. 可愛い写真が撮れない一番の理由
多くの方が、立ったまま、あるいは椅子に座ったままスマホを構えてしまいがちです。これでは、ペットは小さく見えたり、顔のアップばかりになってしまい、なかなか生き生きとした魅力が伝わりません。
1-2. 目線を下げることで生まれる効果
スマホカメラでペットを可愛く撮るための最初のステップは、「目線をペットの高さまで下げる」ことです。床に座ったり、犬や猫が寝転んでいるなら、あなたも同じように低い位置に構えてみましょう。
ペットと同じ目線になることで、彼らの表情や仕草が大きく、そしてまるで会話しているかのような、親密な写真が撮れるようになるでしょう。
2. 【光のコツ】顔が暗くなる問題を解決する「逆光禁止」のルール
顔の暗さやブレは、撮影するあなたが窓を背にする「光の向き」を意識するだけで簡単に解決できます。
1-1. スマホカメラが苦手な「光の条件」
スマホカメラは、光の量が少ないと、シャッタースピードが遅くなってブレやすくなったり、肝心のペットの顔が暗くなってしまうことがあります。特に、逆光(ペットの背中側に窓や強い光がある状態)は顔が真っ黒になる原因です。
1-2. 光の向きと場所を意識する
最も大切なのは、自然光がペットの顔に当たるように撮ることです。
その簡単な方法は、「撮影するあなたが窓や照明を背にする」ことです。
あなたが窓を背にしてペットの正面から撮ると、窓からの光が直接ペットの顔に当たり、瞳がキラキラと輝き、顔が明るくなります。逆に、ペットが窓を背にしている状態(逆光)は避けてください。

また、フラッシュは使わず、自然な光で優しい雰囲気で写すのがコツですよ。
(※フラッシュをオフにする手順:カメラアプリを起動し、画面上部にある「雷マーク」や「⚡マーク」をタップして、「オフ」または「斜線が入ったマーク」に設定しましょう。)
3. 【構図のコツ】中央から「少しずらす」だけで写真がプロっぽくなる

主役を画面の中心から少しずらすだけで、写真に「ゆとり」と「プロのような雰囲気」が生まれます。
1-1. いつも中央にペットを配置していませんか?
写真の主役であるペットを、ついつい画面の真ん中に置いてしまいがちですが、これだと少し単調な印象になりやすいのが事実です。
1-2. 「三分割法」と「余白の美しさ」
まずは、スマホのカメラアプリの設定を開いて、「グリッド線」(縦横に線が入る機能)を表示してみてください。 (※多くの機種では、カメラ画面の「歯車マーク」や「設定」ボタンの中に、「ガイド線」または「グリッド線」という項目があります。)
その線が交差する4点のどこかに、愛犬や愛猫の目や顔を置くように少しずらして撮ってみましょう。これを「三分割法」といいます。
さらに、ペットの周りに「あえて空間(余白)」を残して撮ると、その場の雰囲気や、ペットの可愛さが引き立ち、ゆったりとした優しい印象の写真になるでしょう。余白の使い方は、写真に奥行きを与える大切な工夫です。
4. 【準備のコツ】シャッターチャンスを逃さない「名前を呼ぶ」テクニック
あらかじめカメラを起動し、一瞬だけ注目させる「声かけ」の準備が、決定的瞬間を逃さない秘訣です。
1-1. 最高の瞬間は一瞬で過ぎ去る
スマホのロックを解除して、カメラを起動して…とやっている間に、可愛い瞬間は逃げてしまいます。シニアの私たちにとって、素早い動きは難しいものです。
1-2. 「ながら撮影」の準備と声かけ
ペットがリラックスしている時や、こちらに興味を示している時に、あらかじめスマホのカメラを起動して、すぐにシャッターが切れる状態にしておきましょう。
そして、カメラを構えてから「名前を呼ぶ」「お気に入りのおやつを見せる」など、一瞬だけこちらを向かせる声かけをしてみましょう。その「え?何?」と振り向いた時の、最高の瞳や表情をすかさずタップしてシャッターを切るのです。焦らず、まずは笑顔を向けることが大切になります。
5. 【アプリのコツ】「ポートレートモード」で背景をぼかして主役を際立たせる

スマホの高性能な「ポートレートモード」を使えば、難しい操作なしでプロ並みのふんわりとした写真が完成します。
1-1. 難しい設定よりも便利な機能を使う
最近のスマホには、簡単に背景をぼかしてくれる「ポートレートモード」という便利な機能が搭載されています。この機能を使えば、ペットを主役として際立たせ、背景の生活感(散らかった部屋など)を優しくぼかしてくれます。
1-2. ポートレートモードの使い方(ここがポイント!)
- カメラアプリを起動し、「写真」ではなく「ポートレート」や「背景ぼかし」といったモードを選びます。
- 操作のヒント: カメラアプリを立ち上げた後、画面下にあるメニュー(「写真」「ビデオ」などが並んでいる部分)を、指で左右にスワイプ(滑らせる)して探してみてください。
- ペットに近づきすぎず、少し距離をとって画面をタップしてピントを合わせます。
- シャッターを切るだけで、ふんわりと優しい印象の、主役が際立った写真が完成するでしょう。

このモードは、シニア層の方でも簡単にプロ並みの効果が得られるため、ぜひ試してみてください。
【60代以上向け】次のステップへ!さらにワンランクアップする応用テクニック

この5つの基本をマスターできたら、次は少しだけ踏み込んで、スマホカメラの隠れた力を引き出してみましょう。これは、さらに上を目指したい方向けのテクニックです。
1. 決定的な瞬間を逃さない!「連写」と動画からの切り出し術
動きの速い犬/猫をブレずに決定的瞬間を捉える秘密は、「連写」か「動画」を使うことです。
カメラアプリでシャッターボタンを「長く押し続ける」と、連続して何枚も写真を撮ってくれる「連写機能」が使えます。
1-1.【連写で撮った静止画の使い方(おすすめ)】
連写で撮り終わったら、次の手順でそれを静止画にします。
- 写真アプリ(ギャラリーなど)を開き、その連写画像を表示します。
- 「ベストショットを選択」:画面下などに表示される「選択」や「ベストショット」といったボタンをタップします。
- 「残したい写真を選ぶ」:連続で撮影された写真が一覧で表示されるので、ブレていない最高の瞬間を一枚ずつ選びます。
- 「静止画として保存」:選んだ写真だけを保存することで、高画質な一枚の写真として利用できます。
また、スマホで動画を撮っておき、後からその動画を再生しながら「一番可愛い」と思ったシーンを一時停止して、スクリーンショット(画面のキャプチャ)で静止画として保存するのも、ブレずに瞬間を捉える簡単な応用テクニックです。
1-2. 動画から静止画を切り出す手順
- 動画を再生: スマホの写真アプリ(ギャラリー)で、撮影した動画を再生します。
- 一時停止: ペットの最高の表情の瞬間で、動画を一時停止します。
- スクリーンショットを撮る: 機種によって異なりますが、一般的には「電源ボタンと音量下ボタンを同時に短く押す」ことで、画面に表示されている映像(静止画)が写真として保存されます。
2. 黒い愛犬・愛猫も怖くない!「影の調整」で顔を明るく
黒い子の写真が暗くなる…
黒い毛並みのペットは、光を吸収しやすく、顔や毛並みが暗く写ってしまいがちです。
1-1. 顔を明るく、毛並みをくっきりさせる編集のコツ
写真を撮った後、スマホでその写真を表示し、「編集」や「修正」というボタン(またはペンのアイコン)を探して押してみましょう。これが「写真編集」機能です。 (※iPhoneでは「編集」、Androidでは「ギャラリー」や「写真」アプリ内の「編集」や「修正」ボタンにあります。)
この編集機能を開いて、「明るさ」ではなく、「シャドウ(影)」という項目を探します。
この「影の調整」を少しだけ上げることで、写真全体の明るさは変えずに、暗くなってしまったペットの顔や体の部分だけを自然に明るくし、毛並みをくっきりさせることができます。やりすぎると不自然になるので、ほんの少し上げるのがポイントです。
3. 不要なものを消す!写真を整える「切り抜き(トリミング)」術
せっかく可愛く撮れたのに、写真の端に散らかったものが写り込んでしまうことがありますね。これは切り抜き(トリミング)で解決できます。
写真編集画面を開き、「切り抜き」(または四角を組み合わせたようなアイコン)という項目を選んでみましょう。必要な部分だけを残すように四隅を動かして切り取ってみましょう。不要な情報をカットするだけで、写真の主役がより際立つようになります。
4. プロっぽい仕上がりに!白い紙などで作る「光を優しく当てる」アイデア

優しい光を作る「ひと手間」として、プロのカメラマンが使う「レフ板」は、光を反射させてペットの顔に当てることで、影を消し、明るく見せる道具です。
このレフ板の代わりとして、私たちは、白い厚紙や、白いハンカチ、または白いシーツなどを用意します。これを、メインの光が当たっている方向とは逆の、影になっている側に置くだけで、光を優しく反射させることができます。これも、写真の質を格段に向上させる簡単なテクニックです。
👇レフ板(白い紙)を置く位置の例】
| シーン | 光(窓)の位置 | ペットの位置 | 白い紙(レフ板)を置く位置 |
| 室内撮影 | あなたの背中側(正面) | 窓の光を浴びている | ペットの顔の斜め下や、あなたから見てペットの奥側(光が届きにくい影の側) |
まとめ:あなたの愛が写り込んだ「世界で一枚の写真」を

スマホでペットを可愛く撮るコツは、テクニックそのものよりも、「愛するペットをどんな風に見てあげたいか」という気持ちに尽きます。
今日ご紹介した5つの基本テクニックは、すべてあなたのペットへの愛情を表現し、最高の瞬間を記録するための手助けです。完璧な写真を目指す必要はありません。ブレていても、少し暗くても、そこにはあなたとペットとの大切な時間が確かに写り込んでいます。
シャッターを押すたびに、愛する存在への感謝と喜びを再確認し、スマホ撮影を新たな趣味として楽しんでください。あなたの優しい視線こそが、世界で一番可愛いペット写真を生み出すのです。

さあ、今すぐスマホを手に取って、うちの子を撮りに行きましょう!
Q&Aコーナー:高齢者・初心者からの「スマホ撮影」よくある疑問

Q1. シャッターを押す時にブレてしまうのですが、どうすればいいですか?
A. ブレる原因の多くは、シャッターを押す瞬間の手の動きです。スマホを両手でしっかりと持ち、可能であれば、テーブルや壁に肘をつけて固定してみましょう。また、今日の応用テクニックで紹介したように、「連写機能」を使えば、何枚か連続して撮っておけば、その中にブレていない一枚が含まれている可能性が高くなります。少し暗い場所では、特に意識してしっかり構えることが大切です。
Q2. 犬や猫がすぐに動いてしまって、ピントが合いません。
A. 動きの予測が難しいペットには、「置きピン」という方法が有効です。まず、ペットが次に移動しそうな場所、あるいはいつものお気に入りの場所で、あらかじめスマホを構えておきます。そして、画面上のその場所(背景)をタップしてピントを固定し、ペットがそこに来るのを待ってシャッターを押しましょう。これで、動きの速い猫などでも、可愛い瞬間を捉えやすくなります。
Q3. 写真をたくさん撮りすぎて、スマホの容量がいっぱいにならないか心配です。
A. 大切な写真をたくさん撮るのは良いことですが、容量の心配はありますね。撮り終わった後、「最高の一枚」以外は思い切って削除する習慣をつけましょう。また、スマホの設定で「Googleフォト」や「iCloud」など、写真の自動バックアップ機能を設定しておけば、万が一スマホが壊れても写真が失われる心配がなく安心です。操作が難しければ、ぜひお近くの詳しい方(ご家族や販売店など)に設定を頼んでみてください。
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