多くのシニアは「片付け」に頭を悩ませている
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老後を迎えるにあたり、多くの人の関心事が家の家財の「片づけ」です。子供たちが巣立ち、定年により仕事を離れたことで不要となった品々が家中に溢れ、整理整頓ができない状態に陥りがちです。
快適シニアライフを実現するためには、「自分の周りから不要なものをなくし、必要なものだけを残す、又必要ならば買い替える」という作業は避けては通れません。
この記事では、物を片づけ、チョッピリ買い足して必要なものだけで第二の人生を快適に送るコツを提案します。シニアがスッキリ生活を送るためのテクニックを紹介しましょう。
まず、意識を「捨てる・減らす・やめる」から、「見直す・増やす・始める」へチェンジする
いわゆる、「断捨離」という考えは、とにかく物を減らす捨てるというイメージが強いですが、真の意味は、「最小化」ではなく、「最適化」を指しているとの事です。
シニアにとって「断捨離」を実行するとは、第二の人生に必要なものを選び取り残し、又必要なら買い替えるという「捨てる・減らす・やめる」から、「見直す・増やす・始める」へ意識をチェンジし、「最適化」を目指すことです。
具体的な解決策は
それでは具体的にこの「最適化」はどうすれば実現できるのでしょう。今回は順を追って以下を紹介します。
- ステップ1:第二の人生に必要なものを選び残すために「チェック表」を参考に、ものを選び残す
- ステップ2:不要となったものを種類ごとに最も低コストで、手間いらずに処分する
- ステップ3:今の状況で不足していると思われるもの買い足す
- ステップ4:以上の努力によって、実現した最適環境を保持する
それでは、参りましょう。
第二の人生に必要なものを選び残すために「チェック表」を参考に、ものを選び残す
家財処分方法チェック表の利用
第二の人生に必要なものを選び残すために「チェック表」を作成しました。これは、処分するか残すかの判断基準です。これで不要なものを処分した後は、必要なものを買い足す作業が必要です。これについては、別の章で取り上げましょう。
- まず、処分するのに迷うものは個別に判断します。
子供のもの、親から受け継いだもの、思い出のもの、捨てられないものはそれぞれ独自の判断が必要です。 - 1以外のものは、これからの人生で必要かで判断します。必要なものは保存、不要なものは思い切って廃棄しましょう。
- 子供関連のものは、あなたが大切にしたいと思うもの(例えば、あなた宛ての手紙・似顔絵など)以外は、子供に捨ててもいいか確認しましょう。捨ててはいけないものは、子供に譲る、捨てていいものは廃棄します。
- 親から受け継いだもの、例えば先祖の写真、骨董の類、これらは処分は注意が必要です。まず、親戚に相談します。処分が決定したら、先祖の写真などはお寺の檀家になっている場合は、お寺に処分方法を相談します。又、骨董の類は専門の業者に査定を兼ねて依頼します。意外と高値で買い取ってもらえるかもしれません。
- 思い出のもの、捨てられないものは、旅行先で購入したお土産とか写真など、これはあなたの心を温かくするものです。どうしても不要なもの以外はしばらく手元の置き、気持ちの整理がついたら、必要に応じて処分を考えましょう。残すものについては、タンスの肥やしにしないで、身近に置いておきましょう。捨てられないもの、例えば、結婚式の引き出物、年賀状など、これらはこころだけありがたくいただいて処分します。
部屋ごとに「処分方法チェック表」でアプローチ
この作業を「チェック表」を参考にして、各部屋ごとを整理します。
- 1.玄関
- 2.台所
- 3.食堂
- 4.洗面所・風呂場
- 5.居間
- 6.寝室
いっぺんに終わらせようとしないで、疲れないように何日かに分けて頑張りましょう。
不要品を種類ごとに最も低コストで、手間いらずに処分する
物の廃棄方法と費用は、廃棄する物の種類や地域によって異なります。以下に一般的な方法と費用の例を紹介します。
廃棄方法
- 一般廃棄物: ごみ収集サービスを利用。自治体によっては有料のところも。
推定価格 基本は無料。自治体により有料のところは、月額数百円から数千円程度 - 電子廃棄物: 一部の家電量販店や自治体で回収サービスがあります。有料の場合があります。
推定価格 有料の場合、1台あたり数百円から1千円程度 - 大型家具や家電: 自治体のリサイクルセンターや廃棄物処理施設での引き取りが一般的です。有料の場合があります。
推定価格 個人で持ち込む場合は1台あたり数百円から1千円程度 - 本・衣類・食器: ブックオフやサークルワンなどのリサイクルショップに販売します。又は、ボランティア団体へ寄付もいいでしょう。
主な、リサイクルショップは以下です。買取価格については、期待しない方がいいでしょう。むしろ費用をだして処分するよりもお得と考えましょう。
ブックオフ
- 買取品目:書籍、雑誌、コミック、DVD、Blu-ray、ゲームソフト
- 特徴:安全で信頼性の高い買取サービス。簡単な手続きで迅速な対応。定期的なセールや特典付き
- 電話番号:各店舗に確認
トレジャーファクトリー
- 買取品目:衣類、家電、家具、雑貨など
- 特徴:衣類、家電、家具などの買取を行い、全国に店舗展開。信頼性が高く、利用者の評価も良いです。
- 電話番号:各店舗に確認
福ちゃん
- 買取品目:着物、ブランド品、宝石、骨董品など
- 特徴:高価買取が評判で、出張買取や宅配買取も対応。査定士の知識と経験が豊富で、丁寧な対応が評価されています。
- 電話番号:0120-947-295
ボランティア団体への寄付は以下のサイトへ。
今の状況で不足していると思われるもの買い足す
シニアライフにあってよかったと思う家財について、以下の記事で取り上げています。参考にして下さい
実現した最適環境を保持する
これまでの努力で手に入れた最適環境を守るために、以下を意識しましょう。
- リバウンドを防ぐ
- 衝動買いをせず、必要なものだけを購入。購入することによって不要となるものを処分する。
- DM、試供品はすぐに処分。頂き物などはすぐに処理。
- 片付けを習慣化
- 物に住所をきめ、つかったらすぐもとにもどす。
- ストックをしない
- 不要な買いだめをしない。買う量を減らす
- 不要な買いだめをしない。買う量を減らす
最後に
年金生活を始めるということは、第二の人生を生きるということです。子育てや家族に為に一生懸命働いてきた現役時代とはまったく別世界へ飛び出すことになります。
第二の人生ならば、当然あなたを取り巻く環境も現役時代とはまったく変わったものにすることによって、快適な生活が出来ます。不要なものがなくなり、必要なものがあるそのような生活は思いがけない程の喜びを生みます。さて、最後のひと踏ん張り環境づくりに頑張りましょう。