癌治療 遺伝子解析により、治療技術の劇的進化
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これまでのガン治療薬は、同じ臓器のガンには同じ薬を使う方法しかなかった。今回の新しい治療は、個人の遺伝情報を解析し、ガンの原因となった変異を突き止め治療薬を決定する方法がとられている。その為、効率的に患者の負荷を減らしながら最適な治療が可能となる可能性を秘めている。[2017.7.31読売新聞朝刊]の記事です。
がんは遺伝子が傷つき変異することで発生するが、おなじ臓器でも変異のタイプはいろいろある。違う臓器でも変異のタイプは同じということもある。この事実から、臓器が同じ場合、同じ薬を使うというのでは、あたりはずれが発生し、これに対して遺伝子情報によって薬を使い分けることの方がより効果的に治療を行うことが可能であるということは容易に理解できる。
このような治療方法をゲノム医療と言うそうです。
日本は米国より遅れている
ただし、米国では実用化が進みこの検査をカバーする民間保険もいくつかありますが、日本では遅れており、研究や自費診療で一部の病院がおこなっているにすぎないとの事です。
塩崎厚生労働相は、米テキサス州のMDアンダーソンがんセンターを視察して、「日本でも国を挙げてがんゲノム医療を推進したい」と宣言しました。
ミタラウスゲ
一日も早く多くの人が最新医療で救われるのを願ってやみません。