医師ではない私が1年試して分かった、腸内環境を整える4つのテクニック

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「最近、お腹の調子が悪いな…」「風邪をひきやすくなった気がする…」そんなお悩みを抱えていませんか?その不調、もしかしたら腸内環境の乱れが原因かもしれません。
実は、腸は単に消化吸収を行うだけの臓器ではありません。免疫細胞の6割以上が集中する「最大の免疫器官」であり、心の安定にも深く関わっています。腸内環境を改善することは、単にお腹の調子を整えるだけでなく、全身の健康を手に入れるための鍵なのです。
この記事は、医師や専門家ではない私 (ミタラ ウスゲ) が、実際に試して効果を実感した腸活の方法をまとめたものです。特に、シニア世代の方でも無理なく安全に取り組めるよう、公的な研究機関や、専門機関の情報を参考にしながら、あなたも今日から実践できる4つの具体的なテクニックを、私の体験談を交えて分かりやすく解説します。
腸活とは何か?専門機関の見解から考える

腸活とは、小腸や大腸に生息する善玉菌を活性化させ、腸内環境を整える健康法のことです。私たちの腸内には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌と呼ばれる約100兆個もの細菌が住んでおり、その集団は「腸内フローラ」と呼ばれています。
公的機関の研究でも、この腸内フローラのバランスを整えることが、さまざまな病気のリスクを減らすことにつながると分かってきました。腸内環境が乱れると、便秘や下痢だけでなく、免疫力の低下や肌荒れ、さらには精神的な不調にもつながることが指摘されています。
しかし、年を重ねるごとに善玉菌は減少しがちです。だからこそ、意識的に腸活に取り組むことが、健康維持にとって非常に重要となります。
【公益財団法人 長寿科学振興財団】
腸内細菌叢が健康に果たす役割について解説しているサイトです。腸内細菌の種類や、バランスを整えることの重要性に関する情報が提供されています 。
【大正製薬ダイレクト 健康コラム】
腸内環境を整えることで、体の中から健康になるという情報が提供されています。
腸活で実感した!体と心に現れた嬉しい変化
私はもともと、持病の喘息とアレルギー体質に悩んでいました。朝に咳き込むことが多く、季節の変わり目には体調を崩しがちでした。
そんな中、腸内環境が免疫力に大きく関わっていることを知り、「もしかしたら、この不調も腸から来ているのかもしれない」と考えるようになったのです。

私が腸活を始めてから特に驚いたのが、心身に現れた具体的な変化です。
- 持病の喘息が軽くなった: 以前は朝に咳き込むことが多かったのですが、腸活を始めてから徐々に症状が落ち着きました。
- 風邪を引きにくくなった: 体の免疫機能が向上したのか、季節の変わり目でも体調を崩すことが減りました。
- 下痢や便秘がなくなった: お腹の調子が安定し、毎日がとても快適になりました。
これらはあくまで私個人の体験談ですが、腸内環境を整えることが、体の内側から強くしていくためにいかに重要であるかを実感しています。
【筑波大学と科学技術振興機構の共同発表】
腸内細菌のバランスの乱れが、喘息を悪化させるメカニズムが説明されています。
【森永乳業】
風邪やインフルエンザにかかりにくくするために、「腸」に善玉菌を送り込み、免疫機能をサポートすることが大切であると説明されています。

【福岡天神 内視鏡クリニック】
腸活のメリットという項目のなかで、腸活を行うことで、善玉菌を増やし腸の働きを活発にすれば便秘や下痢などの便通異常の解消につながることが説明されています。

今日からできる!腸内環境を改善する4つのテクニック

ここからは、私が実際に毎日続けている、シニアの方でも無理なく安全に取り組める4つのテクニックをご紹介します。
1.善玉菌を積極的に摂り入れる
腸内環境を整えるためには、まず善玉菌を腸に直接送り込むことが大切です。これはプロバイオティクスとも呼ばれます。摂取方法は大きく2つあります。
- 食品から摂る: ヨーグルト、納豆、漬物、キムチなどの発酵食品には、善玉菌が豊富に含まれています。
- サプリメントから摂る: 効率的に摂取したい場合は、複数の種類の善玉菌がバランス良く配合されたサプリメントがおすすめです。
【ポイント】 腸に送られた善玉菌は一時的にしか定着しないとされているため、毎日継続して摂取することが重要です。
2.善玉菌のエサになる食材を摂る
腸内の善玉菌を元気に育てるためには、そのエサとなる食材を積極的に摂ることが不可欠です。これはプレバイオティクスと呼ばれます。具体的には、水溶性食物繊維やオリゴ糖を多く含む食材です。
- 水溶性食物繊維: ごぼう、玉ねぎ、アボカド、海藻類など
- オリゴ糖: 大豆、バナナ、はちみつ、アスパラガスなど
これらの食材をバランス良く取り入れることで、腸内の善玉菌が活性化し、腸内環境を良好に保つことができます。
【総合東京病院】
腸内環境を整えるために大切な、プロバイオティクスとプレバイオティクスを合わせた、シンバイオティクスについて、その重要性が説明されています。これは、プロバイオティクス(善玉菌)とプレバイオティクス(その餌)を同時に摂取することで、相乗効果を期待する概念です 。単に善玉菌を補給するだけでなく、彼らが腸内で増殖し、定着できる環境を同時に整えることで、その効果を最大限に引き出すことができると説明されています。

3.規則正しい食生活を送る
腸の動きを活発にするためには、1日3食を規則正しく摂ることが重要です。特に朝食は、胃に食べ物が入ることで大腸の動きが活発になり、腸のウォーミングアップになります。便秘予防にも効果的です。
【EAファーマ株式会社】
朝起きて空腹の状態で食事をすると、胃に食べ物が入る刺激で腸が大きく動き出す「大蠕動」が起こります。この腸の活発な動きが排便をスムーズにするため、朝食は排便に欠かせないポイントだと考えられています。このサイトでは、朝食後の排便に最適なこの時間を「ゴールデンタイム」と呼び、これを活用して1日を快適に過ごすことを推奨しています。

4.適度な運動と良質な睡眠を確保する
自律神経の乱れは、腸の働きを鈍らせる大きな原因となります。自律神経を整えるには、適度な運動と質の良い睡眠が欠かせません。
- 適度な運動: 30分程度のウォーキングや軽い筋力トレーニング、腹部のマッサージなどは、腸の蠕動運動を促し、便通を良くします。
- 良質な睡眠: 腸は副交感神経が優位になる睡眠中に活発に動きます。十分な睡眠時間を確保することで、腸内細菌のバランスが整いやすくなります。
【糖尿病ネットワーク】
米コロラド大学の研究によると、ウォーキングのような軽度な運動を習慣化することで、腸内細菌叢がより健康的で多様な状態になることが確認されました 。これは、運動が腸内の血流改善や神経機能の発達を促すなど、単なる物理的な作用を超え、腸内細菌の生態系に生化学的な影響を与えていることを示唆しています。運動によって腸内環境が改善されると、代謝機能や免疫システム、さらには精神的健康にも良い好循環が生まれることがわかっています 。

【河口内科眼科クリニック】
腸活には十分な睡眠が不可欠。胃腸は、寝ている間に副交感神経が働き活発になるため、睡眠不足は胃腸の働きを妨げ、翌日の胃もたれや便秘・下痢の原因になる。との情報が紹介されています。

あなたの腸活の進み具合を調べることが出来ます
腸活の進捗状態を調べるための腸内フローラ検査を、医療機関に行かなくても自宅にいながら、個人で受けることが出来ます。
手順はネットや医療機関などでキットを購入し、便を採取して送ることで、同社の「次世代シーケンサー」と呼ばれる検査機械で便に含まれる細菌のDNAを解析するとのことです。検査結果はメールなどで届き、AからE判定の5段階で評価されるようです。この分析結果をもとに専門家からのアドバイスも届くとのことです。

腸活は時間をかけて進めていくものです。定期的に腸内フローラを調べるのはその活動を継続する励みになりますね。
【注意】
このブログ記事は、医療行為を推奨するものではありません。特定の疾患をお持ちの方や、体調に不安がある方は、必ず専門の医師にご相談ください。
まとめ
腸活は、お金をかけず、安全に、そして確実に体を強くする素晴らしい健康法です。今回ご紹介した4つのテクニックは、誰でも無理なく始められるものです。私もまだ腸活を継続中ですが、心身ともに変化を実感しています。

さあ、あなたも今日から腸内環境を改善する腸活を始めてみませんか。きっと、体の内側から変化を感じられるはずです。
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