加齢老化はマッタ無し。それに抵抗する方法。
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最近、体力が落ちたのか動くのが億劫になってきたんだ。
あなた、それは老化現象じゃない。まだまだ元気でいて欲しいので、健康には気をつけてよ。
シニア世代の家庭、特に高齢の方の家庭では、こういった会話がしょっちゅう飛び交います。では、我々が意識せず使っている「老化」というのは、どういう現象をいうのでしょうか。その正体が明らかになれば、抗老化(アンチエイジング)も夢ではありません。ご一緒に老化について考えてみましょう。
老化とはどういう状態をいうのでしょうか。
人は生物であるからには、加齢と老化はさけられない現象です。ある時までは「成長」すると呼ばれていた人達も、成人し、成熟期を迎えると、そこから先は「老化」すると呼ばれるようになります。ただし、この老化するスピードには個人差があります。その為、このメカニズムを解明し、適切な対応をとることで老化を遅らせようというのが、アンチエイジング(抗老化)の考え方なのです。老化はまった無し。それに抵抗する方法がアンチエイジングなのです。
心身に現れる老化の現象
心身に現れる老化の現象はいまさら言うまでもなく
- 大脳の萎縮や脳細胞の減少、神経伝達物質の活性低下などから、認知機能の低下が起こる。
- 心筋梗塞や心肥大、心不全、高血圧を引き起こしやすくなる。
- 咀嚼や嚥下能力の低下による誤嚥性肺炎、消化管運動が低下することによる便秘や便通の異常、胃内容物の食道への逆流による逆流性食道炎などがおこる。
- 骨密度の低下による骨粗鬆症や骨折、関節液減少や滑膜の弾力低下による関節炎を引き起こしやすくなり、最悪の場合、寝たきりとなることもある。
- 視力や聴力の低下がおこる。
- フレイル状態から、体力の低下、筋肉の萎縮などで姿勢が悪くなり運動能力が衰える。
など、あまりいい話はありません。しかし、老化は別の捉え方をすると「円熟する」ことであり、このブロクでも以前紹介させていただいたように、高齢者でも正しい鍛え方をすると知力が向上するのも確かなのです。
老化のメカニズムが近年の研究で分かりつつあります。
近年の研究で、老化のメカニズムがわかってきました。それにより老化を速めてしまう原因も分かってきました。その原因とは体の中の細胞が「酸化」と「糖化」により傷つけられるということです。
「酸化」とは体のサビと言われ、体の中でできた酸素のできそこないである「活性酸素」が、他の物質と結びついてこのサビを生んでいるのです。呼吸から取り込まれた酸素は、体内で大部分がエネルギー代謝に利用されますが、ごく一部は活性化し通常の酸素とは異なる性質をもつ「活性酸素」に変わり、これが細胞を傷つけ劣化させてしまうのです。例えば、血管がサビつくと動脈硬化の原因となり危険な生活習慣病につながっていきます。様々な面で体に障害を起こさせ、老化の一大原因になっています。
「活性酸素」、実にやっかいな存在です。
次に「糖化」とは、体に入った余分な糖がタンパク質と結びつき、体の熱により劣化される現象をいいます。この糖化によって変化したタンパク質(AGEsと呼ばれています)が体に炎症をおこさせ、血管の老化や生活習慣病、認知症、骨粗鬆症など様々な病気の元となり、肌にも働きかけ、しわやシミの原因になります。人間は生物である以上、老化を止めることはできませんが、この「酸化」と「糖化」を制御することにより、それを遅らせることは十分可能と言われています。
この二大原因によって老化が進んでくると、体力・気力・知力とも悪い影響を受け、若かったころに比べて不自由で、出来なくなることも増えてくるのです。
老化の原因、「酸化」と「糖化」に抵抗する。この方法があなたの老化を遅らせる。
では、アンチエイジングを実現するためにはどうすればよいのか。そのヒントをご紹介しましょう。
アンチエイジングとは、「抗老化」という意味で、生命である人間は老化することにはあがなえませんが、その速度を遅らせ、出来るだけ長く若々しく過ごしましょうという方法をいいます。
まず、「酸化」については、原因となる「活性酸素」を除去する「抗酸化作用」のある食品を積極的にとるということです。年をとると、本来人間が持っている抗酸化物質の生成能力が衰える為、これを積極的にとるということはとても大切なのです。抗酸化作用のある栄養素を持つ食品に代表されるのが、ビタミンA、ビタミンＣ、ビタミンＥ、ポリフェノール、ミネラル、カロテノイドを多く含まれる食品である、
緑黄色野菜のモロヘイヤやニンジン、かぼちゃ、その他、赤ピーマンやグレープフルーツ、アーモンドやかぼちゃ、ブルーベリー、納豆・豆乳などの大豆製品、エビ・カニのような甲殻類、鮭・マスなどの魚類などです。これらを効率よく摂る為には、良質なサプリメントを摂ることも効果的です。
「糖化」については、以前このブログで紹介させていただいた「炭水化物_インシュリンモデル」等を実践して糖質を抑える必要があります。また、食品は高い温度で調理されるとAGEsの含有量が増すといわれているので、空揚げよりも蒸し鶏等、コゲの少ない「水を使った料理」を積極的に摂ることが重要です。同時に体の劣化を抑える為に、動物性タンパク質を積極的にとり、できれば無理ない程度で軽い筋トレやストレッチ、有酸素運動を行いましょう。これらの運動は要介護の前段階といわれるフレイル状態に身を置かない為にも大切な習慣ですね。
「糖化」については、以下の記事でも詳しく解説しています。参考にして下さい。
これらのことは実践するとしないとでは大違い。楽しみながら一緒に頑張りましょう
まとめ
いづれにしても、体の「酸化」と「糖化」を制御することでアンチエイジングは達成できそうです。このブログのテーマである、若々しいシニアライフを楽しむためにも一緒に頑張りましょう。
ところで、今、抗酸化食品で注目すべき食品があります。それが、以下でご紹介する「沖縄特産販売株式会社」が販売されている「ビタミンCの王様【アセロラ100】」です。アセロラはビタミンCの含有量がレモンの8.6倍といわれるほどの強い抗酸化食品です。
アセロラは日本では沖縄県の特産で同県のみで生産されているそうですが、特にこの商品のすごいところは、一切の添加物を含まない、純粋アセロラジュースであるということです。どうしてもアセロラをジュースにする時には、おいしくするために、果糖などの添加物を加えがちですが、その果糖は肥満の原因となり健康志向で摂ったつもりが逆効果をもたらすことが懸念されますが、このアセロラジュース「ビタミンCの王様【アセロラ100】」それがなく、天然由来であるために、ビタミンC以外の成人病を抑制する栄養素も多く含んでいるため、とくにその健康効果は期待できます。味も飲みやすく長く続けられる商品と思います。是非、試されるのをお勧めします。
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