骨の強化はあなたを救う。骨粗鬆症対策を実践しましょう。

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お医者さんから、骨粗鬆症の疑いありと診断されたの。
薬を飲みなさいと言われたけど、どうしよう。

お医者さんの言う通り、骨は大切です。今回は、骨を健康に保ち、骨粗鬆症などにならない具体的な対策を考えてまいりましょう。
骨が弱くなるとどうなるのでしょう
骨が弱くなってくると、非常な深刻な状態を招きます。
- 骨粗鬆症になり、転倒などで、骨折しやすくなる。
- 背骨が潰れるため、身長が縮む。
- 腰が曲がってくる。

特に高齢者の骨折は、そこから寝たきりになる可能性があります。これはほっておけませんね。
ただ、悲観することはありません。骨は新陳代謝によって新しく生まれ変わっています。その生まれ変わりを促す対策を怠らなければいいのです。
年をとっても、骨は生まれ変わる
骨は強度を保つ為に、肌と同じように新陳代謝を繰り返して、毎日常に新しく生まれ変わっています。
骨吸収(破骨細胞)の働きによって古い骨が壊され、骨形成(骨芽細胞)の働きによって新しい骨が作られる、この絶妙なバランスを保ちながら私達の体は、骨を生まれかえらせているのです。

但し、この骨の新陳代謝が、加齢などが原因(特に女性は更年期による閉経)でホルモンバランスが崩れることで阻害されると、「骨吸収」が「骨形成」を上回わり、骨の強度が失われ、骨粗鬆症のリスクが高まります。

高齢者にとって骨粗鬆症は怖い病気です。転倒するなどのトラブルにより、寝たきりになる原因のひとつとしてそれを放置することはよくありません。
骨の新陳代謝のバランスを適正にする方法

次を意識することによって新陳代謝を正常に行い、強い骨を作ることが出来ます。ただし、骨粗鬆症が進んで、お医者さんから治療が必要と言われている方は、お医者さんの治療を受けながら行うことが大切です。
1. 骨をつくる栄養(次に掲げる食材)をしっかり摂取する
- カルシウム 血液中のカルシウムが不足すると体は骨からカルシウムを取ってしまう為。
カルシュウムを多く含む食材 牛乳・乳製品・小魚・大豆製品など - タンパク質 骨の質を高める栄養素はコラーゲン。コラーゲンはタンパク質が分解されたアミノ酸からつくられる。
タンパク質を多く含む食材 卵、肉類、納豆など - ビタミンD 小腸でカルシウムの吸収をうながす働きがあり、カルシウムと一緒にとるのがお勧め。
ビタミンDを多く含む食材 魚、きのこ類など - ビタミンK カルシウムが骨に沈着するのを助け、骨からカルシウムが流出するのを抑える。
ビタミンKを多く含む食材 納豆、緑黄色野菜、卵など
食材から十分摂取が難しいようなら、良質なサプリメントで補うことも選択肢にいれましょう。

骨粗鬆症改善の必須のビタミン、ビタミンD、ビタミンK及び、カルシュウムはDHCオンラインショップで購入が出来ます。
DHCでのサプリメントのオンライン注文は、定期便がお得です。
2. 日光(紫外線)を適度に浴びる
紫外線によって、皮膚からもビタミンDが生成される。外出を少し増やし、日光を適度に浴び、ビタミンDの生成を促しましょう。紫外線は肌や目によくないということも言われています。サングラスを着用する、浴びる日光は適度と考えるなどが重要です。
3. ウォーキングに加え、軽い筋トレを行う
ウォーキングに加え、体に負荷がかかる運動をすると、強い骨を作ることができます。「スクワット」、「かかとの上げ下げ」、「片足立ち」などを生活に取り入れましょう。あくまで無理をしないという事が大事です。

ちょっと余談ですが、人類を初めて月に送り込んだ「アポロ計画」の前哨戦であった「ジェミニ計画」では、宇宙空間での飛行士の肉体に影響を与える様々なテストが行われましたが、その中で、ジェミニ4号で行われた実験で、運動をしないで4日間飛行船のなかで生活をした2人の飛行士の骨密度が9%も現象していたという事例があります。骨密度と運動の密接な関係を表している話で興味深いですね。
最後に

健康な骨は、骨折に強いだけでなく、私達にとって大切な以下のような働きをしています。
- 脳や内臓などの器官を衝撃から守る。
- 血液を作る。
- カルシュウムを貯蓄する。

骨が健康であることは高齢者にとって大事な問題です。健康を維持し、若々しくある為にも骨の新陳代謝の活発化を実践しましょう。皆さん、頑張りましょう。
ウォーキングの時、強い味方になる「ウォーキングポール」、履くことで転倒予防になる「転倒予防シューズ」の情報については、以下の記事を参考にして下さい。